Chapter 1

コードダイアグラム

ここからは、ギターの高音弦(①弦~③弦)を使って「C」「G7」「Dm」という3種類のコードを覚えます。 まずは、五線譜に書かれた和音と、指定されている指番号を確認してみましょう。

◆Cのコード
「③弦開放弦=ソ」は「0=開放弦」なので押さえません。
「②弦1フレット=ド」を「1=ひとさし指」で押さえます。
「①弦開放弦=ミ」は「0=開放弦」です。

◆G7のコード
「③弦開放弦=ソ」は「0=開放弦」です。
「②弦開放弦=シ」も「0=開放弦」です。
「①弦1フレット=ファ」を「1=ひとさし指」で押さえます。

◆Dmのコード 「③弦2フレット=ラ」を「2=中指」で、
「②弦3フレット=レ」を「4=小指」で、
「①弦1フレット=ファ」を「1=ひとさし指」で押さえます。

五線譜上の「C」「G7」「Dm」の上に記されてる、 碁盤のような図は『コードダイアグラム』といって、 ギターの弦、フレット、押さえるポジションを表記したもので、この図の上方向にヘッドが、 下方向の先にボディがある~とイメージすると理解しやすいかもしれません。

・縦線は弦。右から左にかけて①弦~⑥弦を示しています。
・横線はフレット。一番上の太い横線はギターのナット部、
・ナット部のすぐ下に1フレット、続いて2、3、4、一番下の横線が5フレット。
・「○=白い丸」は開放弦。
・「●=黒い丸」は押さえる場所となります。

高音弦(①~③弦)の音の場所に慣れていない段階は、 これら「指番号」や「コードダイアグラム」を参考にしながら、 少しずつ押さえる場所を覚えていきましょう。
(ダイアグラムには、左端にナット部を置き、縦線=フレット、横線=弦~を配置した別パターンのものもあるので、 混同しないように注意しましょう)