アコード風 im指の伴奏
左指は前述の和音練習と同じ部分を押弦します。
右指は「開放弦の練習」の際と同様に、3つのパートに振り分けた音形になっています。
速度記号「♩=90」は、この音形に慣れた仕上げ段階の目安として記しています。
過度なスピードアップ練習は必要ありません。
「a指」と「P指」は、①弦と⑥弦に充分にパワーを加え、
付点2分音符を伸ばすように心がけ、
「im指」で弾く中央に位置する伴奏音は、
メロディや低音の流れを邪魔しないように、
音の大きさよりも、伴奏音としての「響き」を重視しながら、
衰退していく1拍目の付点2分音符の音を補助するようなイメージで弾いてみると効果的でしょう。