Chapter 2

大きな古時計 Ⅰ

【Ⅰ:高音弦のメロディ+低音】
これまでは、まず最初に高音弦のメロディのみを取り出して練習してきましたが、 今回は「高音弦のメロディに低音を加えた楽譜」で練習を始めてみましょう。 どうしても無理なように感じたら、この楽譜の高音部のみを使って練習をスタートさせてみて下さい。 また、ある程度、余裕のある人は、この次の楽譜、「和音編」から始めてみるのも良いでしょう。

◆練習番号「A」
基本的に4分音符は「a指」で、8分音符は「im指」で練習しますが、 2小節3拍目「ファラ」、3小節3拍目「シシ」、6小節3拍目「ファラ」、7小節3拍目「シシ」は、 「メロディ+和音編」の際の運指を考慮して「Pm指」を採用しています。
同一弦上にある8分音符の場合、「im」「mi」の順で弾くか?については、 そのどちらを採用しても問題は無いかと思いますが、 異なる弦に移動する8分音符の場合のみ運指を付けてみました。


◆練習番号「B」
13小節の1拍目、8分音符が2つ連続する部分は、「im指」の交互弾弦ではなく 「メロディ+和音編」の際の運指を用いて「a指」で練習しておきます。

◆練習番号「C」
21小節の1拍目、8分音符が2つ連続する部分は「B」のケースと同様に、 「メロディ+和音編」の運指を用いて「a指」で練習しておきます。