Chapter 3

アコード風 im指の伴奏

左指は前述の和音練習と同じ部分を押弦します。 右指は「開放弦の練習」の際と同様に、3つのパートに振り分けた音形になっています。 速度記号「♩=90」は、この音形に慣れた仕上げ段階の目安として記しています。 過度なスピードアップ練習は必要ありません。



「a指」と「P指」は、①弦と⑥弦に充分にパワーを加え、 付点2分音符を伸ばすように心がけ、 「im指」で弾く中央に位置する伴奏音は、 メロディや低音の流れを邪魔しないように、 音の大きさよりも、伴奏音としての「響き」を重視しながら、 衰退していく1拍目の付点2分音符の音を補助するようなイメージで弾いてみると効果的でしょう。


アルペジオ風 im指の伴奏

速度記号「♩=75」は、前項と同様に仕上げ段階の目安として記しています。 また「開放弦による練習」と違って左指の押弦にも気を配る必要がありますので、 「アコード風」の際の「♩=90」から、あえて遅めのスピードで練習していきましょう。



今回の場合、ただやみくもに指を速く動かそうとするのではなく、 メロディ、伴奏、低音という3つのパートの音量バランス=弦に加える力量の違いや、 それぞれの音に相応しい弦の振動方向をコントロールすることに気を配りながら練習を進めていきましょう。